【印刷部:係長・金子】
11月に入り、やっと秋口だな。と思った矢先に冬の到来を身体にヒシヒシと感じ、温暖化の影響を恐怖に感じている今日この頃です。
お世話になります。印刷部の金子です。
私、季節の中でも秋が大好きだったのですが、ここ最近、秋を堪能出来る時間が、少なく感じます。
今の日本は、四季がなく、極的に言うと夏と冬しかないような印象です。
秋の風物詩として、新緑の紅葉が真赤に燃え盛るようになる情景が堪らなく好きです。
しかしなぜ、緑から赤に変化するのだろうと思い、調べた所、色素が寒さによって分解され、別の色素と結合し赤く見えるのが、一つ目の理由で、そのほかにも植食生物から身を守るためだとかということらしいです。
印刷でも、色素による分解とまではいきませんが、紫外線による影響で起こる退色というのがあります。
選挙ポスターや屋外で使う印刷物に対して、耐光性という、紫外線に強い顔料を多く含むインキを使用することで退色を抑える事ができます。
この耐光性インキには、弱点もあり、通常のインキより色が濃く出なかったり、鮮やかさが損なわれたりするそうです。
その時々に応じて、お客様へ最善のご提案が出来るよう、日々、知識を取り入れていきます。
今年も残りわずかとなり、寒さも厳しくなり、体調も崩しがちですが、良い2024年の締めくくりをお迎え下さい。
自宅の鉢植え紅葉
公園の楓