春・秋の恒例、庶民の味方(?)砥部焼の窯出し市に行ってまいりました。
場所は砥部焼陶芸館。普段から約30の窯元の商品を扱っていて、窯出し市では約40ほどが出品しているそうです。
ちなみに窯元案内のパンフを見たら80もの窯元さんが紹介されていて、その数にびっくりしました。
砥部焼は、ぽってりした白磁に藍色の呉須染めが伝統的な技法で、生活の中に溶け込む器として愛されています。
つるんとした手触りと丸みのあるフォルムの温かみが個人的にもお気に入りで、しかも磁器なのでとても丈夫。
少々重いところが悩ましいのですが、飯碗が割れたときに、次は絶対砥部焼にしようと決めてこの時を待っていました。
で、収穫が下記の品々。
湯呑2、そばちょこ2、大き目飯碗2、中鉢2 という購入ラインナップ(家族人員2名)。
右下にある湯呑の「唐草文」が典型的な柄ですが、この湯呑、下の茶色の刷毛目が珍しくて気に入っています。
購入半分以上は窯出し市なのですが、ほかにネットで見かけて気になっていた窯元さん(梅山窯さん)も訪ねて購入しています。
さらに、その帰り道に立ち寄ったウメノ青興陶園さんで砥部焼のお話をいろいろ聞かせていただいたうえ、
キズ物なので、とお安くなっていたこちら↓も購入。
こちらは磁器ではなく陶器ですが、ウメノさんで取り扱っている「もぐらの窯」さんの作品。
大きくて存在感があるけどやさしい水玉です。
(ちなみにミカンは無人販売所で100円×2袋 おいしかったです)
というわけで、充実した砥部焼巡りでした。
ちなみに11月3日~4日には「砥部焼祭まつり」が行われます。
窯元さんの即売のほかいろいろなイベントもあるようですので、ご興味のあるかたはぜひ!
【ブログ世話役:南條】
※ちなみに夏に長野に帰省したときに入った和食屋さんのどんぶりが砥部焼でうれしくなりました。
そして今回発覚したのですが、高校生の時に友人がプレゼントしてくれて長年大事にしていたコーヒーカップが砥部焼でした!
(同種の商品を見つけて初めて気づいた💦 さすがに長持ちです、砥部焼)