【営業事務:南條】
実家の母が老人ホームに入りました。
故郷を遠く離れて暮らしている私は、コロナ禍が始まった2019年の春に帰省の予定を立てていたものの叶わず、入院などもありずっと会うことができないままになっていました。
弟夫婦に手続等、さまざま任せたままだったのですが、決まった老人ホームのHPを見ると、オンライン面会ができるとのこと。
連絡してみると、FaceTimeが使えて、大体時間を指定しておくと先方からかけてくれるといいます。
実はFaceTimeほぼ初心者だったのでやや緊張したのですが、無事連絡をもらい、数年ぶりに顔を見ることができました。
認知症も進みほぼ会話もできませんが、介助してくださった職員さんのおかげで顔を見て声をかけることができたこと、ありがたく思いました。
ITの発達で遠隔でできることが増えています。
対面でしかできないこと、オンラインでは伝わりにくいこともありますが、そのおかげで距離を飛び越えて今回のような面会ができることは、本当にありがたいことだと思っています。
コロナ禍でわずかによかったことを探すとすれば、こうしたオンライン化ではないでしょうか。
改めて科学技術は人を幸せにするものであってほしいなどと感じたりもしました。