【印刷部・係長:金子】
二月半ばも過ぎ、まだまだ寒い日が続いております。
私自身、御布団が恋しくて、毎朝、自分自身との勝負を日課に過ごしています。
お世話になります。印刷部の金子です。
冬の訪れは、四季のある日本にとても幻想的な風景を表してくれるものです。
例えば、岐阜の白川郷であったり、長野の白馬村、北海道の小樽等、日本独自の美しさがあると思います。
しかし、我々、印刷に従事する者からすると、とても厄介な季節です。
印刷機には、ゴムローラーというのを使用しているので、ゴムは性質上、冬は縮みやすく、夏には熱で膨らむ性質があります。
通年通して同じ設定では、印刷不良につながります。
冬はニップ(接触幅)が細ってしまうので、色が出にくかったり、ゴーストや水上がりの原因に直結します。
なので、日々の仕事の中でローラー間のニップ(圧)というのが、とても大事になってきます。
毎日、確認。毎日、調整。
けれどもニップ以外にも様々なトラブルが生じます。
ですが、一つ一つ問題を解決出来ていくと
全能感のようなものが喜びに変えてくれて、自分自身を成長させてくれます。
苦しい時こそ、自らそこに没入することが、楽しみでもあり、職人のあるべき姿なのかと思います。
話は変わりますが、職人といえばこの人、プロレスラーの武藤敬司選手が2.21に引退なさるとのこと。
子供の頃から大好きで、フラッシングエルボー、ドラゴンスクリュー、シャイニングウィザード、なんといっても十八番のムーンサルトプレス。なにをとってもジーニアスでした。
ありがとう!武藤敬司!!