【営業部・東京営業所所長:中村】
営業部、半次郎です。
年始から7月も中旬を経て梅雨明けもそろそろでしょうか…。
外出・外食も思うようにならない日々ですから、仕事以外の自分だけの時間を見つけては読書と毎日曜の1人ランニングを続けてます。
先日、八重洲ブックセンターで猪瀬直樹氏の著作、「昭和16年夏の敗戦」に遭遇。5年ほど前に購入して何度も読んでも読み終えても「モヤモヤ感」が残ってすっきりしない手離したくない一冊です。(今回の文庫本の改訂版の巻末対談は「代わりに議論する士」を自称する石破茂氏でした。改めて手にして、本とは様々な意見を得る貴重なものだと実感)。
写真は5年前に購入したもので、巻末特別対談では猪瀬氏と経済評論家の勝間和代氏の対談となっています。私がぐっと引き寄せられた部分あり、紹介いたします。
「なぜ、実りある会議ができなかったのでしょうか」
「決断力がない、といえばそれまでですが、誰も責任を取ると言わないからです。会議の主人公はみな五十代、六十代で組織の代弁者ですからしがらみがあって、ほんとうのことがわかっていても向き合わない」
ぐっと引き寄せられたと同時にドシン!と心に響いた瞬間でした。コロナと共生せざるをえない昨今、先が見えにくい時期ですが1日1日を周りの関係者の方々に対して「責任」を持って生きてゆこうと感じるこの頃です。