【営業事務:篠宮】
先日、今治法人会で作成された「小学生の税に関する作文集」を社内で見かけたので目を通してみました。
税の作文は、子どもの宿題でも目にしたことがありましたが税金について書くのは難しいと挑戦しなかったので、どんなことを書いているのかとても興味がありました。
地元の小学生が書いたこともあり、子どもと同じ小学校の生徒や知っている子の作文もいくつか載っていていました。
その中でここで紹介したいものが「税金の使い方」という題名の作文。
内容は、しまなみ海道は島民の生活道であり高い通行料の一部を税金でどうにかできないかといったものでした。
以前ブログでも紹介しましたが、しまなみ海道は「サイクリングの聖地」でありますが、島に暮らす人にとっては大切な「生活道」です。
そのため、常にこの問題がついて回るのです。
島でなければ道も無料か有料かの選択肢がありますが島にはそれがありません。
そのため、私の周りでも仕事に通ったり子どもが学校に通う交通費で家賃が払えると四国本土に引っ越しをする人も少なくありません。
島は過疎化の一途です。お年寄りも多く、年金暮らしの人たちが病院に通うために高額な交通費を払っているのです。
日本は島国のため、「橋(高い通行料)=生活道」の問題に悩んでいる人は全国各地にいると思います。私の生まれも島です。
全国の島に住む人たちがせめて自分が住む市内を無料で行き来できるようになればと、常々願っています。