国際的な名画がずらりと1000点以上、全部見て歩けば4km!というでっかい美術館が鳴門市(徳島県)にあります。
じつは収蔵されている作品はすべて複製。
大塚製薬で知られる大塚グループが、陶板印刷技術を駆使して再現したものなのです。
この大塚国際美術館、以前から一度行きたいと思っていたのですが、このゴールデンウィークに足を運ぶことができました。
詳しく知りたい方にはサイトを見ていただくとして、簡単に訪れた感想を。
とにかく広い!多い! 半日以上のスケジュールをとっておいた方がいいです。
さらにガイドツアーや音声ガイドを利用すると名画の背景まで堪能できそうです。
入館料は日本一高いといわれていますが(笑)、これだけたくさんの名画がゆったり見られて、
レストランがそこそこ安くて…と総合すると、充分に満足でした。
もちろん陶板なので、元の名画のニュアンスを完全に表現できるわけではありません。
その代わり写真も撮れますし(フラッシュ/三脚は不可)、ゴッホの"幻のひまわり"の再現画もある、
「最後の晩餐」に至っては復元前のものと復元後のものが左右の壁に描かれて比較できるというアイデアも。
そして、なんといっても礼拝堂の再現が迫力満点なのでおススメします。
システィーナ礼拝堂(上)の天井画、本当にすごいので、ぜひ上を見上げてみてください。
スクロヴェーニ礼拝堂(下)では結婚式もできるようですよ。
鑑賞客に子供さんと車いすの方が多かったのも印象的だったのですが、
ゆったりと取られたスペースのおかげもあるのかもしれません。
あまり下調べもせずに訪れた今回でしたので、
次に行くときは回る範囲を絞って好きな作品の解説をじっくり聞いてみたいものです。
【ブログ世話役:南條】